知財実務にとって、開発、発想、秘匿、調査、出願、審査、審判、訴訟、反訴、提携、契約の実例を探して生かすために、知財判決は非常に重要です。近年では知的財産戦略に影響がある裁判の判決を企業内で研究することも増えています。
一方、日常業務のかたわら、多様な分野にわたった数十ページもある判決に目を通すことはたいへん困難です。判決内容の抄録から概要や判示事項を確認した上で、必要な判決文に直接当たるのが、判決動向を理解する早道でしょう。
「知的財産権判決速報」は、知的財産権法各分野の専門弁理士が執筆した抄録を掲載した月刊冊子として昭和50年に創刊されました。本サイトでは、創刊以来の抄録を蓄積したWEBデータベースを提供しています。(毎月月末更新)
収録内容:最高裁判所、知的財産高等裁判所、東京地方裁判所、大阪高等裁判所、大阪地方裁判所等から出された知的財産関連判決の抄録(判示・要約)